第18回 冨田勲/とみたいさお(シンセサイザー奏者・作曲家)
シンセサイザー音楽の巨人からのメッセージ
NHK大河ドラマやアニメ「ジャングル大帝」のテーマ音楽を手がけ、作曲家として活躍する一方で、日本にいち早くシンセサイザーを持ち込み、アメリカでビルボードのチャート1位を獲得する大成功を収めた。さらには、とことん音にこだわった立体音響のイベントを世界各地で開催。常に先端を走り続け、音楽の可能性を追求し続ける冨田さんが送るメッセージとは?
プロフィール
1932年東京生まれ。
慶應義塾大学在学中に音楽番組の仕事を始める。1953年、NHKラジオの第一放送と第二放送を同時に使用したステレオ音楽番組「立体音楽堂」に参加。1963年には、NHK大河ドラマの第1作「花の生涯」の音楽を担当し、現在までに5本のシリーズを手がけた。手塚治虫のアニメ「ジャングル大帝」「リボンの騎士」の作曲も手がけ、1966年に芸術奨励賞を受賞1970年頃よりシンセサイザーによる作編曲・演奏を始める。1974年にアメリカRCAよりリリースされた「月の光」はビルボードのクラシック・チャートで第1位を獲得。以後、「展覧会の絵」「火の鳥」「惑星」「バッハ・ファンタジー」などを発表し、いずれもが世界的なヒットを記録している。また、1984年にはドナウ川両岸の地上・川面・上空一体を使って超立体音響を構成する「トミタ・サラウンドクラウド」を主催。以後も同様のイベントを世界各地で行い、映像音楽や立体音響の可能性を追求し続けている。
放送日
2006年4月18日(火)20:00 - 20:55
2006年4月25日(火)20:00 - 20:55[再放送]